ニッケ鎮守の杜、手仕事の庭とおりひめ神社周りのちょうど真ん中あたり、
木工の宮崎眞さんからのメールの一部をお伝えします。
はじめての工房からの風。
ものづくりを生業として10年目のタイミングでの出展でした。
緊張して臨んだ初日午前中には沢山の人の勢いに圧倒されつつも、お求めに並んでいただいている光景に感謝しながら作品を包ませていただきました。
日常生活に則した使い勝手の良いものから先に選ばれていった印象でしたが、少し人の波が落ち着いてきた頃には、今回のために時間をかけて仕上げた作品をじっくりと見て触れて喜んでもらえたのも報われた気持ちでした。
また風人さんからは、什器レイアウトや導線のことなど客観的な視点からアドバイスをいただいたり、周りの出展者や稲垣さんはじめスタッフの皆さまにもとても助けられました。
メリハリと柔らかさのある、どこを切り取っても気持ちの良い人と場所、他には無い取り組み。
「また磨きをかけて、戻ってきたい」
と素直に思いました。
これから冬の間に個展が2つ、合間に企画展もあり、また追われる日々が続きそうですが
秋に戴いた豊かな恵みを胸に、一区切り。
少し休んで気持ち新たに進んでいきます。
暮らしの中で活躍する美しいもの。
心を和ませ、整え、育むもの。
宮崎さんのそれぞれのお仕事が、多くの方々に響いていました。
よき両輪となって、ご自身の木工を深めてくださるのをたのしみにしています。
宮崎眞さんの出展前のメッセージはこちらです。
→ click